おいしい、たのしい離乳食!!
離乳食とは、母乳やミルクのみで育ってきた赤ちゃんが、大人と同じような固形の食べ物を食べられるようになっていく過程の食事のことです。おおよその目安に添って離乳食を進めていきますが、1人ひとり個性があり、みんな同じように進むわけではありません。目の前の赤ちゃんの「育つ力」を信じて、離乳食に子どもを合わせるのではなく、子どもに離乳食を合わせていくことが大切ですね。離乳食を始める目安は、生後5-6ヶ月、首が座り、周りの大人がご飯を食べているとジーッと見つめたり、食べたそうに口を動かすようなしぐさが見られてきたら、そろそろ離乳食を始めるサインです。
最初は1日1回1さじから、あせらず、ゆっくりと進めます。はじめは、なめらかにすりつぶしたおかゆから、まずはお口を閉じて飲み込む練習です。少しずつ量を増やしていき、2週目に入ってからアクの少ないかぼちゃ、ニンジン、大根、カブなどの野菜のペーストを1さじずつ与えていきます。1-2日間をあけて、アレルギーが出ないか試しながら進めましょう。
特に、たんぱく質(豆腐、お魚、肉、卵など)を始めるときは、アレルギー反応に十分気を付けながら、1さじ1種類ずつ、間隔をあけて試していきましょう。初めてのたんぱく質は、豆腐のすりつぶしや白身魚の湯がいてすりつぶしたものがよいでしょう。(大豆、魚へのアレルギーがある場合もあります)こばと保育園ではタンパク質は急がず、特に卵、牛乳は10か月以降に試しをしてもらっています。
野菜ペーストは、軟らかく煮たにんじん、玉ねぎなどをすりつぶし、裏ごしするときれいなペーストができますが、毎回は大変という時は、よく煮た後で冷凍、使う時におろして、煮汁でのばすと裏ごしをしなくともOK、野菜をシリコンスチーマーなどでレンジでチンの時は少しずつ、水分を足しながら時間を追加して柔らかくしてみてね。ごくごく柔らかくした野菜は、裏ごしをしなくとも、すりつぶしでOK!!だよ。