食欲の秋という事で、つい食べ過ぎの日々。
お腹の膨らみとともに成人病の心配が募ります。
成人病は大人の病気かと思っていたら1970年代から子どもの肥満や、コレステロール値の上昇が目立ち、小児成人病が注目されてきました。
生活習慣と深く関わっている事から、今は成人病と呼ばず、生活習慣病と呼んでいます。
赤ちゃんは、たくさん食べて新陳代謝する必要から太り気味の体系です。問題となるのは幼児期からの肥満です。
肥満の原因として、
1,肥満になりやすい体質
2,食べ過ぎ、早食い
3,運動不足
4,過保護
5,家族の食事傾向(家族性)
があげられますが、アメリカで「あなたのご主人を早く死なせる方法」として
1,ご主人をうんと太らせましょう
2,お酒をたくさん飲ませましょう
3,お砂糖、お菓子を無制限に
4,いつも座ってもらって、運動不足にさせましょう
5,動物性脂肪をたっぷりと
6,塩辛い食物に慣れさせましょう
7,コーヒーを何杯でも勧めましょう
8,タバコをどんどん勧めましょう
9,夜更かしをたくさんさせましょう
10,休暇、余暇はもってのほか
という警告があります。
この通り子どもにすれば、子どもの生活習慣病間違いなしです。
食生活の洋風化で糖分と油物、脂質が多く、栄養バランスが偏っている事も問題ですが、太り気味の子どもは1回の食べる量や、飲み物の量が多いとか、間食や夜、寝る前の飲食が多いのが目立ちます。
学齢期の肥満は年々増加し、10人に1人は肥満といわれています。
ファーストフードだけでなく、スポーツドリンク、さまざまなサプリメントが出回っています。
健康ブームの割には、テレビの宣伝に振り回され、健康と食べ物の関係は、わかりにくくなっています。健康のために良かれとした事が逆に肥満を進める結果になりかねません。
まずは大人が食べ物について視野を広げたいものです。
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