こどもたちがの大好きな絵本を各クラスから教えてもらいました。その年令り、その子なりの面白さがある絵本。絵やことばを通して、大人や友だちとの笑顔が広がったり、楽しんだり。一冊の絵本ワールドを親子で共有してみませんか?
『がたん ごとん がたん ごとん』安西水丸 作 福音館
よちよち(0才児)の子どもたちが、「よんで〜」と持ってきます。
走る汽車にのせてもらうのは、コップ・すぷーん・りんごにバナナ。 赤ちゃん とも遊べる絵本です。『がたん ごとん』のくりかえしが、心地よい一冊です。
『かおかお どんなかお』柳原良平 作 こぐま社
いろんな顔がでてくるのをじっとよく見ているとことこ(1才児)です。
笑った顔、泣いた顔、怒った顔、いたずらな顔、すました顔小さい子どもが興味 を持つ人の顔をさまざまな色と形で描きわけています。
クラスではペープサートも作って、子どもたちと楽しんでいます。
『くずかごおばけ』せなけいこ 作 童心社
いやなものは、なんでも捨ててしまう女の子。ところが、そのくずかごの中か ら手が出て……。
捨てられたものたちが、おばけになってでてくる。見ているぴょんぴょん(2 才児)は、おばけの登場をよろこんでいるけど。みんなは大丈夫?ですか。
『ノンタン おやすみなさい』キヨノサチコ 作 偕成社
寝る前の一冊におすすめなのが、この絵本。むくむく(一時保育)では、読ん だ後に絵本とおなじように“ぎゅっ”をしてから、ふとんに入っています。
ノンタンの絵本はシリーズでいろいろ出ています。子どもたちに人気の「ノン タン」です。
『そらまめくんのベッド』なかやみやわ 作 福音館
ストーリーのある絵本を見始めたどんどん(3才児)のお気に入りの絵本。
そらまめくんの宝物は自分のふわふわなベッド。そのベッドが突然なくなって しまったのです。
絵本に登場するそらまめくんや友だちのmお豆さんたちに自分を重ねてみてい るかも。
他に『三びきのやぎのがらがらどん』も大好きです。
『たこのコータのたんじょうび』星野はしる 作/ 西川おさむ 絵
チャイルド本社
この夏、すくすく(4才児)がよろこんで見たおはなし。
海でお金を落としたみさきちゃん。そこへたこのコータがあらわれて、探して くれる…という始まりから、ストーリーが広がります。子どもたちがすっと入っ て、楽しめる絵本です。(おはなしチャイルド7月号)
『でた、かっぱおやじ』安曇幸子・伊野緑・吉田裕子 作
サンパティック・カフェ
豊島区・長崎保育所を舞台に、子どもたちの想像力の豊かさに大人が心を動か され、家庭をも巻き込んだ抱腹絶倒のの実践から生まれた絵本。見ているぐんぐ ん(5才児)も、ページをめくる度に引き込まれてしまって夢中になってます。 長いけど面白い一冊です。
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