お絵描きに、クレヨンや色鉛筆はよく使いますが、絵の具の出番はそんなにないと思います。でも、絵の具にはいろんな楽しみ方があるんですよ。色を混ぜたり、作ったりから始まる絵の具。キャンピングシートや新聞紙を広げた上で、絵の具遊びをしてみませんか?
絵の具の道具
絵の具⇒パレットタイプ。チューブタイプ。使い方に合わせて選んでください。
絵の具入れ・水いれ⇒コップ(プラスティックは安定がいい)、豆腐の空き容器 いらないお皿など
描く道具⇒筆、綿棒、指、ポンポン(割り箸に綿をつけガーゼで包み、輪ゴム でとめたもの)
紙⇒画用紙、障子紙、包装紙・カレンダーの裏(水を吸うタイプの紙)
絵の具遊び
ジュースをつくろう
空きペットボトルに水を入れてから、絵の具で好みの色をつけていきます。 少しずつ絵の具を入れるのがポイント。最後にフタをポンドなどで固定して 取れないようにして出来上がり。
たくさん作って、ジュース屋さんやままごとにつかえますね。
色ぬりあそび
市販の色ぬりは細かくて、小さい子どもには大変。そこで画用紙(1/4) サイズ)にひとつ、星・花・ハート・りんごなどの輪郭の線を油性ペンで大 人が描いて、子どもが絵の具で色をぬります。
はみでても大丈夫。切り抜けば関係ないですものね。子どもが好きな色をぬ ります。きっと、大人が思いもよらない素敵な色がでてきますよ。
絵の具の色は濃すぎないように調節しましょう。
染め紙
障子紙を正方形に切ります。それを三角や四角、長四角におります。溶いた 絵の具に折った紙の角をつけていきます。全部の角に色をつけたら、広げて 乾かしたら、完成。
角ごとに違う色にすると楽しいですよ。
地図づくり
紙の端から端に向かって、筆や綿棒などで自由な線を引きます。線を道路に 見立てて、クレヨンや色鉛筆で車や人、木や池などを描き込みます。
絵の具と他の素材(クレヨン・色鉛筆)を組み合わせると、いつもの絵が違 った印象になるから不思議。
この他にも、画用紙を水でぬらしてから絵の具をたらす“ぼかし絵”や溶いた絵の具をポトッとたらした雫を息で吹いて線をつける“吹き絵”などいろいろなあそび方があります。 |