子育て通信 バックナンバー
   

 

父親子育て日記 3

  (2006年8月2日)

今回は、ぴょんぴょんクラスのお父さんに原稿をお願いしました。

  『神田 和彦さん(神田 真さんのお父さん)』
 真が生まれたとき、子どもなんて育てた事がなかったので、子育てに関して全くの素人でした。今でも真のことに関しては、いつも手探りで分からないことだらけです。最初、生まれたての赤ちゃんは、いったいどんな服を着ていればいいのか分からなくて、「バスタオルとか、大きな布にくるんでおけばいいのでは?」とすら思っていたこともありました。全くの素人です。
 パパと真は、「父親とその息子」と言うよりは、「歳の離れた気の合う友達」みたいな関係です。パパと真は、ママがあきれるようなシュールな遊びを繰り返しやって、声をあげて笑っています(例:オオカミが襲ってくるので二人で布団の中に隠れる。パパだけオオカミにやられる 等)。また真は、パパがいつの間にか忘れてしまっていた感覚を持っていて、パパはびっくりさせられる時があります(例:手を伸ばせばお月様がとれると思う 等)。
真といろんな遊びをしたり、真を通していろんなことを感じたりして、変な話だけど、少しだけ自分に自信がもてるようになりました。不思議なものです。
 パパは今だに、「きちんとした立派なパパ」ではないし、確固たる「父親子育て論」みたいなものもないけど、これからもパパと真は「友達」で、一緒に楽しく遊んでいきたいと思います。


  『嵯峨 匡さん(嵯峨 幸之助さんのお父さん)』
 保育園に迎えに行けば“かたぐるま”。いえにいるときでも“だっこ”。長男はそうでもなかったが、次男こうのすけは大変甘えん坊で、時々うんざりすることもある。でも、自分もそうだったように、少し大きくなれば、親と口をきかない、遊びに行ったきりかえってこない。そう考えると今、甘えられるときに思いきり甘えさせて、たくさん抱っこしてやりたいと思う。
 そのうち「親父って怖い」と思うくらい、しこたま叱られる時がくると思うが、今は『こうのすけ』のペースにはまっていたいと思う。


 お父さん(親父)の気持ちが伝わってくる原稿をありがとうございました。
 次回は、どんどんさんのお父さんにお願いします。お楽しみに!

 

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