子育て通信 バックナンバー
   

 

父親子育て日記 4

  (2006年9月4日)

9月はどんどんさんのお父さんにお願いしました。 

 『田口 智さん(どんどん 田口 はるさんのお父さん)』
 最近は日が長いので、保育園から家に帰ると近所の子どもたちと遊びます。私が住んでいる所は、娘と同じくらいの年の子どもが近所にたくさんいて、その友達と遊ぶ事が結構楽しいようです。
 みんなで家の周りを走り回り、空き地の斜面を上り下りジャンプしたり、道路に石ころで絵を描いたりして遊びます。時にはだれかとけんかして泣いたり静だなと思うと、皆でいたずらしていたりします。そういう遊びの中からいろんなことを学び成長していくのかなあと思ったりします。
 私は子どもたちが少しでも楽しく遊んでくれたらよいなあと思い砂場を作りました。また、子どもたちが遊んでいる間に、お母さんたちと子育てについての情報交換をしたりしています。今は親と一緒に遊んでいますが、そのうちみんなでどんないたずらをするのかドキドキです。
 

  『高橋 和弘さん(どんどん 高橋 駿弥さんのお父さん)』
 うちのしゅんやも早いもので今年暮れには4歳になりますが、「父親の子育て」の表題を見たとき、子育てなんていうことは特別意識してこなかったなと改めて思います。かすかな記憶では、しゅんやが生まれたときに私が抱いたなるべき(なりたい)父親像として、例えば昭和のがんこおやじのような或いはなまはげのような、そばにいるだけで子供の背筋がピンと伸びるような、そんなおやじを描いていました。しかしながら私にそんな器量なんてあるわけなく、毎日しゅんやの要求する「だっこ」、「かたぐるま」、「ぐるりんぱ」等から始まる格闘戦です。私の眼鏡には「対しゅんや用」があり、初代は去年、強烈なヒップアタックによりポッキリと折れ、あっけない最後を遂げました。現在の2代目もどのような最後を迎えるかというところです。
 こんな私も、子供の成長と共に最近は叱る場面も多くなってきました。叱る理由は大小様々ですが、叱る度に「もっと違う叱り方すればよかったな」、「ああいう叱り方はまずかったな」といつも反省ばかりで、「叱り方」というのはとても難しいものだとつくづく感じます。この年頃から記憶は残っていくものだと思いますが、叱った側の切ないような微妙な気持ちも子供の記憶に残る、そんな叱り上手のがんこおやじになれればいいなと思うところです。


 父と子から世界が広がったり、父の思いがあったりする原稿をありがとうございました。来月は、すくすくさんのお父さんにお願いします。

 

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