子育て通信 バックナンバー
   

 

子育て通信 50

  (2007年2月2日)

  『プラス1の幸せ』             事務員 加賀谷 泉

 平成17年4月から事務室勤となり、保育士から事務員になりました。
 保育の仕事を20才から(3月生まれなので本当に20才ホヤホヤでこばとにきました。)してきて、保育の難しさもさることながら、やりがいも大きく、なにより子どもたちと遊んでいるときが一番幸せでした。子どもたちに教えられ、保護者の方には大目に見てもらったことも多々あり、職場にも支えられた“保育士”という仕事、ゴールはなく最後まで学びだなぁと思います。
 では、“事務員”の仕事はどうなのかしらん? と期待と不安(!?)の事務室勤務の初日にインフルエンザにかかり、4日間休んでやっと出勤したら、集金袋の山にビックリ。(記念写真とふとんクリーニング代でした。)集金袋と園だよりと書類と保育のお助けマンをこなしているうち、あっという間に今日まできた感じがします。
 保育園や幼稚園の先生たちと会う機会があり、集金の話になったら、「事務は集金を集めきるのが大変そうだよ」「払ってもらえないことがあった」などの声が少なくありませんでした。最近のニュースでも、学校の給食費の未払い問題が大きく取り上げられていました。私が事務をしていてほとんどそういうことがなかったので、やっぱり保護者の方に支えられているなぁと実感しています。
 事務員の仕事は、いろんなことの足し算と引き算(単に数字だけの問題ではなく、保育園全体にかかわっています)。毎日のようにある足し算と引き算を間違えないよう努力です。(自分の家計はこれがうまくいかず、残金が怪しいのが悩みですがー笑)
 事務室もあわただしい毎日で時間に追われて一日を終えますが、そんな中でも、集金の種類と数が多い日に数字がピチッと合えばプラス1。「集金遅くなりました」と持ってきて下さったときプラス1。集金が集まって支払えたときプラス1。園だよりの原稿が集まってプラス1。園だよりを発行してプラス1。パソコンのやり方を開拓してプラス1。書類がキッチリできてプラス1。保育にはいって子どもと遊んでプラス1……。
 と、プラス1を1つずつ拾いながらの事務員をこれからもどうぞよろしくお願いします。
(多々あるマイナス1の失敗談は、またいつの日にか……アハハハ……。)

 

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