子育て通信 バックナンバー
   

 

母親子育て日記 6

  (2007年11月9日)

  『斎藤 憂子さん』(ぐんぐん 斎藤 零さんのお母さん)
先日、抱きがえり渓谷に紅葉を観に出かけたときのこと。
ものすごく混んでいて長い長い道のり(4〜5km)を文句も言わずしっかり歩いている零をみて、大きくなったなー、しっかりしてきたなーと思いました。が、遊歩道の途中に若返りの水と言う場所があり、そこで水を飲みました。すると、大きな声で「零ちゃんほんとに若返った?」と聞いた息子に観光客のおばさんが、「本当に若返ったね。」とほっぺをなでられ、笑わせてしまいました。
恥ずかしいが半分、かわいいが半分、とちょっぴり親バカでした。(笑)
「これ以上若返ると赤ちゃんになっちゃうよ。」と言ったら、「そうだね。」と話す零。
でも、帰り道、また若返りの水をしっかり飲んでました。(張り切って)もうすぐ一年生。若返らず、どんどん大きくなってね。(笑)


  『山岡 寿子さん』(ぐんぐん 山岡 茉弥さんのお母さん)
普通の子どもなのにちょっと違う、茉弥は生まれつき脳に障害があり、先生やお友だちの話す言葉が難しいようです。日本語が茉弥には他の国の言葉に聞こえているのかな?と思うときがあります。使える言葉を駆使して喋っている茉弥を見ていると、言いたいことはともかくその一生懸命さに母は心を打たれます。そして障害は言葉だけでなく、あかちゃん並みに状況が理解できないので、みんながまじめなシーンでもひたすら走る!クラスメイトがそんな茉弥には慣れっこなのがすごいと思います。子供ってすごい。みんなに感謝です。
 最近のブームはDS。私の脳トレのために購入したDSなのに、茉弥に見せびらかしてしまったのが原因でした。マリオ系のゲームに熱中していて、どうやってやめさせようかな…。
 ぴょんぴょん時代に茉弥の障害(広汎性発達障害、自閉症)がわかって、不安でいっぱいだった私を前に導いてくれたのがこばとの先生たちです。茉弥の大変なところを分かち合ってくれて、いいところをたくさん発見してもらえました。感謝は書きつくせないので続きは文集で!
  もうすぐ卒園。知り合った人たちはみんな私と茉弥の宝です。茉弥がこれからどんな花を咲かせてくれるのか、すごく楽しみです。

 

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